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グリコアルブミン(GA)

グリコアルブミン(GA)について

グリコアルブミン(GA)は短期間の血糖変動を示す指標であり、糖尿病の管理においてHbA1cと共に重要です。特に、糖尿病治療の初期段階や治療法の変更時、妊娠糖尿病や不安定型糖尿病の厳格な血糖コントロールが求められる場合に有用です。GAはアルブミンとグルコースが非酵素的に結合したもので、約17日の半減期を持ち、主に過去2~4週間の血糖状態を反映します。解釈には注意が必要で、アルブミンの代謝異常がある場合にはGA値が実際の血糖状態を正確に反映しないことがあります。

グリコアルブミン(GA)の基準値

基準値:11~16%

グリコアルブミン(GA): 増加

【肝臓】肝硬変
【代謝・内分泌】糖尿病,甲状腺機能低下症

グリコアルブミン(GA): 減少

【腎臓】ネフローゼ症候群
【代謝・内分泌】甲状腺機能亢進症
【皮膚】熱傷

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