上腸間膜動脈閉塞症の治療
上腸間膜動脈閉塞症は予後不良であり、IVRや緊急手術など早急の対応が必要。
発症早期で明らかな壊死所見が無い場合はカテーテル下に血栓除去や血栓溶解療法、バルーン拡張やステント留置術などの血管内治療(IVR)を検討できる。
具体的なIVRの適応時間は、閉塞部位によって異なるとされているが、定まった基準はなく、以下の報告を参考にする。
ただし、時間に関わらず、すでに腸管壊死が疑われる場合などは迷わず緊急手術を行うこと。
【IVRの適応時間】
茂木克彦ら:急性上腸間膜動脈閉塞症-閉塞部易と臨床経過について.日腹部救急医会誌1996;16:427-432 | 主幹部~中結腸動脈分岐:5時間以内 中結腸動脈部分岐~回結腸動脈分岐:24~48時間以内 回結腸動脈分岐より末梢:数日以内 |
宗岡克樹ら:急性上腸間膜動脈閉塞症に対するウロキナーゼ動注療法:2症例の報告.日消外会誌2001;34:495-499 | 主幹部~右結腸動脈分岐部:5時間以内 右結腸動脈分岐部より末梢:12時間以内 |
-消化管
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