補体価ーC3・C4・CH50
補体系活性化にはclassical pathwayとalternative pathwayがあり、C3は両pathway、C4はclassical pathwayの活性化を示す。
CH50は補体の溶血活性をみている。
低補体血症・高補体血症を示す疾患
C3 | C4 | CH50 | 疾患 |
---|---|---|---|
↓ | ↓ | ↓ | SLE、悪性関節リウマチ、自己免疫性溶血性貧血、肝硬変 |
↓ | → | ↓ | 急性糸球体腎炎、膜性増殖性糸球体腎炎(MPGN)、血液透析、C3欠損症、エンドトキシンショック |
→ | ↓ | ↓ | C4欠損症、血管神経性浮腫 |
→ | → | ↓ | cold activation(*)、C3・4以外の補体欠損症 |
↑ | ↑ | ↑ | 関節リウマチ、リウマチ熱、全身性硬化症、皮膚筋炎、結節性動脈周囲炎、感染症、悪性腫瘍、原発性胆汁性肝硬変、多発性骨髄腫、ベーチェット病、サルコイドーシスなど |